2011年07月14日
ムーブメントをつづけてほしい
■『ミルク』
【監督】ガス・ヴァン・サント
【脚本】ダスティン・ランス・ブラック
【出演】
ショーン・ペン
ジェームズ・フランコ
ジョシュ・ブローリン
[2009年・アメリカ]
アカデミー主演男優賞。脚本賞。
主要2部門の栄冠に輝く。
名優、ショーン・ペンがアカデミー主演男優賞を受賞した映画。
ハーヴェイ・ミルクは、タイム誌が選ぶ20世紀の100人の英雄の一人に選ばれているほどの人物。
『ミルク』は、1970年代のアメリカで、同性愛者であることを公表して初めて公職についた、アメリカ初の政治家ハーヴェイ・ミルクの生き様を描く伝記ドラマである。
■物語
1972年のニューヨーク。
金融や保険業界で働いていたミルク(ショーン・ペン)は、
20歳年下のスコット(ジェームズ・フランコ)と出会い、恋に落ちる。
二人は新天地を求めてサンフランシスコに移り住み、カストロ通りに小さなカメラ店を開店。
そこはたちまち同性愛者やヒッピーたちのよりどころとなり、
ミルクは彼らを快く思わない保守派に対抗した新しい商工会を結成することになる。
人柄でゲイやヒッピーたちに慕われる同性愛者のミルクは、マイノリティ(少数派)に対する権利と機会の平等を求め、
世間の差別や偏見と戦いながら市制執行委員会(日本の市議会議員)の選挙に立候補する。
そして1977年11月、ついに、カリフォルニア州サンフランシスコでハーヴィー・ミルク市政執行委員が誕生する。
今なお尊敬の念を集めるミルクの愛すべき人の人間性を、ドキュメンタリータッチで展開して、観る者の心に訴えかける巧みさ。
監督は『エレファント』のガス・ヴァン・サント。
個人の権利を守るために戦い、凶弾に倒れたミルクをオスカー俳優ショーン・ペンが演じている。
そして、生き様を見たセリフ:
「ムーブメントをつづけてほしい」
最後、ミルクは同僚の委員に暗殺されてしまうのだが
さまざまな要因で、いろいろなところからの弾圧や反抗で
身の危険を感じていた。
もし自分が殺された場合に聞いてもらうように、
テープにメッセージを残してた。
このセリフはその中で言っているコトバ。
「ムーブメントをつづけてほしい」
ミルクの運動は、マイノリティの権利を主張しつづけ、それを勝ち取った。
最初は小さな身の周りのことから、一部の人間から、小さな街角から始まったムーブメントが、だんだんと全米に広がっていく。
発信しつづけることの重要さ、継続していくことの大切さを感じる。
生き様。
【監督】ガス・ヴァン・サント
【脚本】ダスティン・ランス・ブラック
【出演】
ショーン・ペン
ジェームズ・フランコ
ジョシュ・ブローリン
[2009年・アメリカ]
アカデミー主演男優賞。脚本賞。
主要2部門の栄冠に輝く。
名優、ショーン・ペンがアカデミー主演男優賞を受賞した映画。
ハーヴェイ・ミルクは、タイム誌が選ぶ20世紀の100人の英雄の一人に選ばれているほどの人物。
『ミルク』は、1970年代のアメリカで、同性愛者であることを公表して初めて公職についた、アメリカ初の政治家ハーヴェイ・ミルクの生き様を描く伝記ドラマである。
■物語
1972年のニューヨーク。
金融や保険業界で働いていたミルク(ショーン・ペン)は、
20歳年下のスコット(ジェームズ・フランコ)と出会い、恋に落ちる。
二人は新天地を求めてサンフランシスコに移り住み、カストロ通りに小さなカメラ店を開店。
そこはたちまち同性愛者やヒッピーたちのよりどころとなり、
ミルクは彼らを快く思わない保守派に対抗した新しい商工会を結成することになる。
人柄でゲイやヒッピーたちに慕われる同性愛者のミルクは、マイノリティ(少数派)に対する権利と機会の平等を求め、
世間の差別や偏見と戦いながら市制執行委員会(日本の市議会議員)の選挙に立候補する。
そして1977年11月、ついに、カリフォルニア州サンフランシスコでハーヴィー・ミルク市政執行委員が誕生する。
今なお尊敬の念を集めるミルクの愛すべき人の人間性を、ドキュメンタリータッチで展開して、観る者の心に訴えかける巧みさ。
監督は『エレファント』のガス・ヴァン・サント。
個人の権利を守るために戦い、凶弾に倒れたミルクをオスカー俳優ショーン・ペンが演じている。
そして、生き様を見たセリフ:
「ムーブメントをつづけてほしい」
最後、ミルクは同僚の委員に暗殺されてしまうのだが
さまざまな要因で、いろいろなところからの弾圧や反抗で
身の危険を感じていた。
もし自分が殺された場合に聞いてもらうように、
テープにメッセージを残してた。
このセリフはその中で言っているコトバ。
「ムーブメントをつづけてほしい」
ミルクの運動は、マイノリティの権利を主張しつづけ、それを勝ち取った。
最初は小さな身の周りのことから、一部の人間から、小さな街角から始まったムーブメントが、だんだんと全米に広がっていく。
発信しつづけることの重要さ、継続していくことの大切さを感じる。
生き様。
Posted byぷらっこat12:15
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ショーン・ペン